講演・研修・コンサルティング/コンサルティング

禅マインドブログ

コンプライアンス研修だけでは片手落ち

最近、研修講師の方たちと話していると
必ずといっていいほど耳にする話があります。

「最近は、コンプライアンスをテーマにした研修の登壇が増えてます」
「最近は、ハラスメントをテーマにした研修の登壇が増えています」

なかには「ほとんどがコンプライアンスかハラスメントの研修です」と。

今までは内部に隠れて表に出なかった悪事や不正等がSNS等を通じて表に出る、
そんな社会になったので、よりルールを厳しくしないと、会社にとっては
大きなリスク要因になることは間違いありません。

不正などのニュースを見ると
「なんてひどいんだ」と即座に反応している自分がいます。

一方で・・・

どこか腑に落ちないもう一人の自分がいます。

日常のコミュニケーションが深く取れていれば、早めに察知できたのではないか、
ルールを厳しくすればするほど、社内はさらにギスギスするだろうに、
ルールで縛るだけではなく、もっと倫理感や道徳的な観点で人材育成すべき・・・

コンプラアンスやハラスメント研修をやればやるほど
人間同士のコミュニケーション、相互理解、倫理観や道徳などの人間教育も
強めていくべきだと思います。

みんな心の奥底ではわかってると思いますが、
コンプライアンス研修だけでは片手落ちなのです。

2026年01月30日

いまここは身体感覚(五感)の中にある

よく「いまを生きよ」とか「いまここが大事」とか言われますか、
どうもピンとこない、という人は多いのではないかと思います。

経営者というのは本当に大変で、私も起業当初はメンタルも
ジェットコースターのように浮き沈みがありました。

済んだことをいつまでも考えたり、明日や未来のことを憂いたり、
イライラしたり、急に不安に襲われたり。

心や思考はいつも定まっていない状況でした。

それでもさすがに13年も坐禅を続けていると、
ずいぶん心が安定するようになるもんです。

不安や怒りへの対処方法もずいぶんできるようになりました。

さて、思考というのは時間を縦横無尽に駆け抜けることができるので、
過去を懐かしんだり、未来の夢に想いを馳せたりすることができます。

みずからの意思、意識で時間の旅を駆け巡るのはいいのですが、
自分のコントロール以外で勝手に頭の中に未来の不安や過去の後悔
が襲ってくるのがなかなか厄介なんです。

つまり不安や怖れというのは過去や未来を行き来する
「思考」の中にあります。

過去と未来という「時間」の中にあります。

この「思考」や「時間」を際断(さいだん=あえて「際」と書きます)して
「いまここ」に集中できたなら、不安や恐れは限りなくゼロに近づいていきます。

「いまここ」に集中するためには
視覚(眼)・聴覚(耳)・嗅覚(鼻)・味覚(舌)・触覚(身体)
の五感を感じることです。

「空を流れる雲を追いかける」
「川の流れる音に耳を澄ます」
「アロマやお香を嗅いでみる」
「熱々のお茶を味わってみる」
「お腹や胸をやさしくさすってみる」

そうすることで、思考はだんだん消えていき、
身体感覚(五感)をただ感じる、という状態になっていきます。

これが「いまここ」っていうことです。

今日という一日はいまここの連続であり、
一日の連続が一生になっていきます。

未来の不安が頭の中を駆け巡っているならその不安を
目の前のノートに全部書き出して可視化するのもいいですね。

私はこれをよくやりますがとっても効果的です。

未来も目の前のノートに書き出して眺めれば
それは「いまここ」に在るということになります。

不安に襲われたらどんなことでもいいので、
とにかく身体を動かして五感を味わうこと。

これも禅の教えです。

2026年01月25日

『レジリエンス研修』の導入を検討してみませんか?

下期や来期に向けて新たな研修プログラムをお探しの
経営者・人事担当者の皆さまへ


先日新たにリリースした〜折れない心のつくりかた〜
『レジリエンス研修』の導入を検討してみませんか?


レジリエンス研修は今回がはじめての実施でしたが
参加者のアンケート結果が「大満足・満足 計 93.3% 」と

大変高い評価をいただきました。


これからの時代「レジリエンス(回復力)」が大事になると
ずっと思っていましたが、今回やってみて確信を強めました。


これだけ変化が速い時代となると、なかなか計画通りにすすまない
というのをだれもが実感していることと思います。


◯予期せぬ事態に直面したときに、いかにしなやかに対処するのか
◯ネガティブな状況をどうポジティブに捉え直すか
◯思考がフリーズした時に、どうやって一歩を踏み出すのか

そんな力がますます求められています。


この「レジリエンス」は「心理的資本」の重要な要素の一つとされ
今後ますます注目されていくことでしょう。


そして、新人や若手のみならず、
管理職から役員、経営者に至るまで、階層を問わず必須となる
知識やヒューマンスキルです。


行動(身)と言動(口)と思考(意)をいかにセルフコントロールするか
キャリアアップしていく上で、節目節目で役に立つスキルです。


研修効果を定着させるために、複数回の実施を推奨していますが
加えて受講者にはもれなくオリジナルの「レジリエンス・ハンドブック」を
差し上げています。


ご興味ある方は、お気軽にメールにてお問い合わせください。

2025年07月22日シマーズ

世阿弥から学ぶプレゼン・スピーチの極意

講演、研修講師はもちろんプレゼンやスピーチの際に役立つ秘伝は
禅を極めた能の世阿弥から学べます。

ジャパネットたかたの創業者である髙田明氏は、
室町時代の能楽師・世阿弥の著作から多くの教えを学び、
ビジネスやコミュニケーションに活かしています。

具体的には以下の4点が挙げられます。

1. 一調・二機・三声

世阿弥は『花鏡』の中で、声を出すまでのステップとして
「一調・二機・三声」を説いています。

これは、声の張りや高さを心と体で整え(「一調」)
声を出す間合いを計り(「二機」)
実際に声を発する(「三声」)というプロセスです。

髙田氏はこれを自身のプレゼンテーションや商品紹介に応用し、
効果的な伝え方を実践しています。

2. 離見の見

「離見の見」とは、役者が観客の視点から、
さらには前後左右から自分を客観的に見ることを指します。

商品紹介の際に自分の視点だけでなく、
お客様の立場から自分の話し方や表現を俯瞰し、
より効果的に伝えることを心がけています。

3. 秘すれば花

世阿弥の「秘すれば花」という言葉は、全てを明かさず、
隠すことで魅力が増すという意味です。

商品紹介においても全てを説明し尽くすのではなく、
視聴者に想像の余地を残すことで興味を引き、
購買意欲を高める手法を取り入れています。

4. 時分の花とまことの花

「時分の花」は若さや目新しさ、一時的な魅力を指し、
「まことの花」は経験や修練によって得られる真の魅力を意味します。

高田氏は自己満足に陥らず、常に学び続ける姿勢を持つことで、
真の魅力を追求しています。

2024年12月27日講演・セミナー

新卒・若手社員向け「レジリエンス研修」 ~しなやかで折れない心を育む~

全国の商工会議所や各種中小企業団体の社長向けに講演を行なっています。

最近のご依頼で最も多いテーマが次に挙げるものです。

「若手社員をどう扱っていいのかわからない」
「せっかく採用、入社してもすぐに辞めてしまう」
「最近の若者はストレスに耐性がなく、メンタルが弱い」

おそらくほとんどの社長、人事担当者が実感しているのではないでしょうか?

私の場合、禅をテーマにした研修をメインにやってきたので、
その対象は経営者、役員、管理職向けが中心でした。

ただ、ここまで若手社員に対する社長、人事担当者の悩みが多いという
現実を目の当たりにすると、これまで培ってきたノウハウを
新卒や若手社員向けの研修プログラムに改良してご提供していこうと。

以下のようなプログラムを開発しました。


新卒・若手社員向け特別研修プログラム『レジリエンス研修』

~しなやかで折れない心を育む~

こんな課題を抱えていませんか?

・新入社員が早期離職してしまう
・メンタル不調が増加している
・専属の産業医がいない
・社員のメンタルケアが難しい...休職者の増加が気になる
・知識・スキル研修は充実しているが、マインドセットの土台が弱い
・社員が主体的に学び、挑戦し続ける環境をつくりたい

健康経営を実現するための最初の一歩として
「レジリエンス(精神回復力)」の強化に取り組んでみませんか?

レジリエンス研修とは?

「メンタル不調を自ら立て直すセルフコントロールスキル」を身に付け、
しなやかで折れない心を育む研修です。

・挫折やストレスに強い、タフな心を養成
・東洋哲学の智慧 × 最新脳科学に基づくプログラム
・「すぐに使える」実践重視のカリキュラム
・新人から管理職まで全階層に対応可能!
・カスタマイズも可能です。

研修プログラムの特徴

・即効果実感
・実践型プログラムで、研修後からすぐに行動に変化が表れます
・過去のトラウマには触れない安心設計
・受講者が安心して参加できる環境を提供します
・演習中心・体験型プログラム
・知識だけでなく、「自ら行動を変える力」を育てます

こんな方におすすめ

<新入社員、若手社員>
・社会人としての土台を整え、離職を防ぎたい
<チームリーダー・中堅社員>
・組織に必要なストレス耐性を養いたい
<人事担当者>
・健康経営の一環として実装してみたい

研修カリキュラムの中身

1. レジリエンスの基本を学ぶ
「レジリエンス」とは何か?その本質を解説。
2. セルフコントロールスキルの習得
数息観・5分禅・マインドフルネスなど、実践を通じた心の安定方法を学びます。
3. 言葉の力を使う
「初心」「自灯明」など、東洋の深い言葉から自分を支える座右の銘を決める。
4. 行動力を育てるワーク
「会社に行きたくない」「モチベーションが上がらない」そんな時にどう動く?
ネガティブな感情をポジティブな行動に転換する具体的な方法を実践。
5. 思考フレームワークの活用
「Will・Can・Must」「守破離」「マンダラシート」などを活用し、キャリアを客観視。

新人・若手研修実績
警察庁様、三井金属鉱業様、山田水産様ほか多数の企業にて実施済み。
業種や規模を問わず、多くの企業様にご好評いただいています。

研修プランのご提案
スポット型研修(1日完結)
半年間伴走プラン(月1回×6回)
動画受講型プラン(場所を選ばず受講可能)
一社単独型 or 他社合同型

以上、ぜひ2025年の新人受け入れ研修にご検討ください。

2024年12月15日シマーズ

日経ビジネスが「禅と哲学」を特集

2024年10月21日号の日経ビジネスが「禅と哲学」を特集しています。

「心の時代」の会社の姿として
哲学・宗教者が経営者と地続きになってきた昨今の様子や
多くの経営者が禅や哲学、東洋思想を拠り所としていることを特集しています。

記事を読んでいくと(これはいつも思うのですが)
海外の経営者の方が禅を深く理解し、上手に取り入れている気がします。

日本人にとっては身近すぎて、海外の経営者にとっては強く新鮮に映るのかもしれません。

またこのテーマで必ず登場するのは私もリスペクトしている京セラ創業者の稲盛和夫氏です。
臨済宗で出家得度までして禅、仏教に傾倒していったことや
禅の教えを実際にここまで経営に落とし込んだ経営者は他にはいないのではないでしょうか。

この本で紹介されている1982年の京セラ経営方針は初めて見てのですがすごいですね。
「霊性意識」「肉性意識」「魂」「テレパシー」という言葉まで使用しています。

また海外企業で取り入れている中で、私が着目したのは
「会議は呼吸を整えてから」というもの・

これは私が主催する会議でも実際に取り入れています。

2013年に日経ビジネスで「禅と経営」の特集がされてから11年。

禅自体は常に「ただそこにある」のですが
時代の波によってこうしてまた特集されるというのが、興味深いです。

2024年10月26日

禅メソッドアカデミー講座第10期の募集がスタートしました

2018年春に開講した禅メソッドアカデミーも
早いもので第10期を迎えます。


今から10年前、独立起業後間もなく禅と出会った時の衝撃を
今でも鮮明に覚えています。


といっても私は「坐禅」よりも「禅語」

禅の言葉との出会いがきっかけでした。


「えっ?挨拶ってもともと禅語なの?」


そうなんです。

禅の師匠と弟子の禅問答


弟子の悟り具合を推しはかるために

師匠から弟子に切り込む問答を「挨拶」と言ったのです。


「挨(あい)」は押す

「拶(さつ)」は迫る


繰り返しますが「師匠」から「弟子」に、
積極的に切り込むのが挨拶です。


組織に属していると

挨拶は後輩、目下の者からするものだと
ずっと思い込んでいました。


それが、、、実は逆だったんですね。


上司が部下の様子を確認するために自ら声をかける。

これが真の挨拶だったんです。


まさに目から鱗でした。


それから坐禅をするようになり、

半年、一年と経過していく中で
自分の中の劇的な変化を感じるようになりました。


さて、こんなにすごい禅をいったい
どこで学んだらいいんだろう?


私の場合は師匠との対話と独学による読書でした。


膨大な時間を坐禅に費やし、

膨大な時間を読書に費やし、


自分なりにまとめた禅の学び、メソッドを
企業研修で提供するようになり、
回を重ねる毎にそのメソッドを磨いていきました。


このメソッドをもっと多くの人に伝えれば

禅が世の中に広まり、
様々な社会課題を解決できるのではないか、、、


という想いからアカデミーを立ち上げました。


少人数制で8ヶ月間に及ぶプログラムは
それはそれは濃密です。

楽しく学べるように
習慣化に繋がるように

様々な工夫を凝らしています。


禅メソッドアカデミー第10期
間もなくスタートします。

2023年01月31日講演・セミナー

たとえ七歳の子であっても 私より優れていれば教えを乞おう」

今日はいきなり禅語をご紹介したいと思います。

「たとえ七歳の子であっても
私より優れていれば教えを乞おう」


この3-4年、私は20代30代の若者たちに囲まれて
仕事をしています。

バブル世代で所有欲バリバリの私たち世代と比べて
彼らは環境に対する意識や、シェアする意識が強く
無論ITスキルに関しても、私は全く追いつけません。


過去の成功体験を、上から目線で話そうものなら
一瞬で見切りをつけられてしまうでしょう。

だから私は常に彼らから学ぶ姿勢を
忘れないようにしています。


心の中では「それって違うんだけどなー」という
思いが浮かぶことも多々ありますが、そんな時は
一呼吸して、できるだけ穏やかに、問いかけるように接します。


しばらくすると、ちゃんと考えてきて適切な答えを
もってきた時には

「あの時、強く言わなくて本当によかったー」
と肝を冷やすこともよくあります。


私も57才になりました。


人生100年時代といわれ、働く年が長くなった現代、
過去の成功体験を手放し、謙虚に若者に学ぶ姿勢が大切ですね。


日々精進です。

2022年08月31日島津

集中・没入のその先にある「身心脱落」

先日、伊豆大島でワーケーションをしてきました。

伊豆大島は活火山の三原山を擁する自然あふれる島で
島の大きさは島内を車で一周するのに約60分。

アクセスは竹芝港からジェット船に乗って90分。

意外とあっという間に着きます。

ちなみに・・・

伊豆大島って東京都なんですよね。

車はあこがれの品川ナンバーです(笑)


さて、そんな伊豆大島で
ワーケーションをしてきました。

リモートワークだからこそできるワーケーション。

やっぱりメリットは
自然あふれる環境の中で
ストレスフリーに
仕事ができるということでしょうか。

特に大島は海を渡り、
たくさんの大自然が残っているので
海や風、鳥の声を聴きながら、
集中して仕事に臨めます。

今回はたくさんの課題をもって島に入ったのですが
なかなかその課題の答えが見出せずにいたので
自然の中で坐禅を組むことにしました。


一度目の坐禅(20分)

 まだまだ思考が暴れている状態

二度目の坐禅(20分)

 頭の中の霧が晴れていく感覚

三度目の坐禅(20分)

 一気に身体が軽くなり、課題の答えが降りてきました。


坐禅をして、
あえて思考を手放すことで
頭の中で情報が整理され、
最適な解が降りてきた感じです。


坐禅をしたことがない方や
10分くらいしか経験がない方からすると

「えっ?60分も?絶対無理!!』

と思われるかもしれません。

それでも坐禅を深めることで
「答えが降りてくる」感覚を知ると、
やはり坐禅はもう生活、人生の一部となります。


この雑念や暴れる思考、
固定観念や自分への執着が「ずるっ」と
抜け落ちる感覚を

「身心脱落(しんしんだつらく)」
といいます。

不安や迷いの渦に飲み込まれた時には
とりあえず「坐る」


歴史に名を残す偉人や、
一流のトップアスリート
著名な経営者がなぜ禅に取り組むのか?

その答えをあらためて体感した気がします。

2022年08月15日

「経営」とは本来、仏教由来の言葉である

先の見えない時代・・・

正解がない時代・・・

VUCAの時代・・・

ネット上には経営の舵取りが難しい時代になった今の時代を
さまざまな形容詞を使って表現されている。

私自身もこれまでに

大企業の社長を2社
スモールビジネスを1社
スタートアップベンチャーを1社

実際に経営してみてそのことを実感する日々です。

そんな時代だからこそ経営者は普遍的な真理を
経営の軸にして舵取りしていかなければならないと感じています。

そもそも「経営」という言葉自体が仏教由来の言葉であることを
知っている経営者はどのくらいいるのでしょうか?

「経」とは縦糸のこと。

なんのために経営しているのか?
なんのために存在しているのか?

そのあるべき姿、理念をまっすぐ貫くこと。

「営」とは事業を営むこと。
つまりマネジメントすることです。

「経」は時代がどんなに変わろうとも変えてはいけない理念です。

「営」とは時代に合わせて効率的に実行するマネジメントのこと。

この変えてはいけないこと「経」=不易
時代に合わせて変化し続けること「営」=流行

経営とはこのバランスをとり続けて
事業を持続的に営んでいくことなのです。

2022年05月16日

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