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禅マインドブログ

言の葉(ことのは)

言葉には魂が宿ると言われます。

ポジティブな言葉は自分自身の気持ちだけでなく
周囲の空気もポジティブなものに変えていきます。

発した言葉は、まさに風に乗った木の葉のようです。

例えば・・・

「ありがとう」

「感謝しています」

「愛しています」

「幸せだなあ」

「楽しみにしています」

「ワクワクするね」

「最高です!」

こうして書いているだけでも気分が明るくなりますね。

一方、ネガティブな言葉は自分自身の気持ちを暗くさせるだけでなく
周囲にもネガティブな空気を発信することになります。

例えば・・・

「もうだめだ」

「はあ(ため息)」

「むかつく」

「最悪・・・」

「最低!」

「ばかやろう!」

こういうネガティブな言葉を発してしまう時はたいてい
自分自身のことを客観的に観えていない場合が多いです。

ネガティブな感情の渦に飲まれてしまっている状態。

私はこんな状態を「洗濯機の中に入ってしまっている状態」
と呼んでいます。

一度洗濯機から出てみて、自分の中に湧き上がっている感情を
冷静に観てみることが必要です。

感情は人間の本能であり、反応です。

感情が湧き起こらないようにするのは不可能です。

感情が湧き起こった後の対処、スキルが大事です。

「ああ、何だか自分はイライラしているな」

「怒りがマックスになってきた」とか。

ちょっと離れたところから自分を観察します。

その上で、視点を変えて

「こうなったのには何か意味がある。必然かも」

「こんな状態から何を学ぶんだろう」

とか。

ポジティブな言葉、愛のある言葉「愛語」を使ってみます。

「ありがとう」

「良かった」

「感謝してるよ」

「気づきをもらったよ」

とか。

これはSNSやブログ、メールや手紙も同じなんですね。

文字にも魂が宿ります。

文字の場合は消せないことが多いので余計にやっかいです。

感情に任せて言葉を吐き捨てるのではなく

心を込めた上で、しっかりと言葉を使いこなしたいものです。

2015年03月15日コミュニケーション

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