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発熱組織ブログ

離見の見~自分の内外を客観視する

「離見の見」という言葉をご存知でしょうか?

禅の影響を強く受けた能の世阿弥が書いた「風姿花伝」の中にある言葉です。

舞台に立ちながらも、観客席からの離れた目で自分を俯瞰せよ、という意味です。

客観視する、ということはまさに観客席から自分を観る、ということになります。

私自身、座禅を習慣化するようになって(私の場合は「修行」という表現かもしれませんが)

とにかく、自分の内面(感情や不安など)を冷静に見れるようになりました。

自分の内面だけでなく、外側(周囲の反応や不測の出来事など)の事実に対しても

一歩引いたところからその現象を、ただの現象としてとらえることができるようにもなりました。

この「自分自身を俯瞰して見れる」力がついたことで、余計なコミュニケーションギャップや

無駄な動き、心の乱れも少なくなりました。

人の上に立つリーダーは感情に飲まれて、感情的な言動を繰り返すとたいがいいいことはありません。

座禅は筋トレと一緒です。

一回やっただけでは、なかなか効果が実感できません。

継続と習慣化がポイントです。

継続することで脳が確実に変化し、心が確実にぶれなくなっていきます。

多くのリーダーが坐禅や禅の教えで、自らを調え、周囲との関係性の質を高めていただけたら嬉しいです。

2017年08月23日

職場の風土改善には「みんなで座禅」するのがいい

2年ほど前から座禅を取り入れた企業研修を実施させていただいて確信を強めたことがあります。

それは職場の風土を改善するには「みんなで座禅」するのがいい、ということです。

(だから研修してるんじゃないか!という声が聞こえてきそうですが・・・改めて)

組織が肥大化すると様々な場面でコミュニケーションの行き違いが起こり、職場の空気は

どんどん重たくなっていきます。

社内政治がはびこるようになると、同じ社内でもいったい誰を信用したらよいかわからずに
職場は疑心暗鬼になっていきます。

最悪の場合、バッドニュースが上層部まで上がらずに、不正や取り返しのつかない事故、
大きなクレームを引き起こしたりします。

このような場合、社内調査や第三者委員会のレポートはいつも決まって「組織の風土がよくなかった」

対策としては「風土改善」を要す、ということになります。

100人や200人の時は風通しもよく、問題が起これば早期発見、早期対応が速やかに
できていたのに、1,000人、2,000人、さらには1万人となっていくとそれが難しくなる。

これはある意味、必然であり、自然の摂理ともいえます。

そんな状況を打開しようと、経営企画や人事部は、なんとかして組織風土の改善を試みます。

ワールドカフェやダイアログ(対話)など組織開発の手法を使って、なんとか風土改善を試みます。

今回、なぜあえて「職場の風土改善」というテーマ(課題)に絞ったかといえば

研修に「座禅」を導入したいという企業側の「依頼理由」が実は各社様々だからです。

「リーダーシップ開発として」「社員のメンタル強化として」「チームビルディングとして」・・

確かに座禅には様々な効果があります。

マインドフルネスが日本でもブームになっているのは禅由来のマインドフルネスの効果が
科学的に立証されてきたからです。

企業はこれまで「知識」や「スキル」に関する研修には相当額投資もし、メニューも豊富に
なってきました。

それでもうまくいかない、何かが足りない、ということで、知識、スキル以外の「何か」として
「こころ」「マインド」に効果をもたらす研修のニーズが高まってきたのだと感じています。

そんな数あるニーズ(課題)の中でも特に、社内のギスギス感を取るのに「みんなで座禅」を
することは本当に確実な効果、手応えを実感しています。

同じ空間で、みんなで座禅をすることで一人一人の中にある「怒り」や「イライラ」「人間不信感」が
徐々に小さくなっていきます。

それは受講者の研修前と研修後の表情を見れば明らかです。

「信頼関係」という「安心空間」「安全空間」を取り戻すことができれば、あとはグッドサイクルが
廻り始めます。

グッドサイクルが廻り始めれば、会社の打つ手、様々な方針がグット浸透しやすくなっていきます。

その結果として、新規事業創出や業績向上につながっていくのです。

2017年05月24日

プレミアムフライデーに坐禅はいかが?

いよいよ今月月末の金曜日からプレミアムフライデーが始まりました。

皆さんの職場では少しでも早く帰れたでしょうか?

facebookのタイムラインを眺めていたら、プレミアムフライデー当日の首相官邸の投稿で

安倍首相が坐禅をしている画像とともに坐禅を推奨している記事が流れてきました。

安倍さんは体調を崩して総理を退任した後、月に一度参禅するようになったと言われています。

現在の安倍さんの強気の政権運営を見ていると、体調を崩した当時の頃とは見違えるようです。

その安倍さんに坐禅を勧めたのが衆議院議員の山本有二議員。

私が経営者に坐禅を広めているということもあり、ある方のご紹介で

山本議員を衆議院会館に訪ねお話しを伺ったことがあります。

参禅を重ねる中で、安倍さんが少しづつ元気になっていった様子をお話しくださいました。

ちなみに私はあまり政治家の方とは近づかないようにしていたのですが、

土佐生まれの山本さんはとてもさっぱりしている性格で、直感的に好感をもったのを覚えています。

私自身5年近く坐禅をしてきて、明らかに心は穏やかになりましたし、怒りにくくなりました。

自分を客観的に観れるようにもなりましたし、身心ともに健康になったと実感しています。

それでも座禅の良さに気づけたとしても、なかなか習慣化するのが難しいですよね。

だから、企業が健康経営や個人の活動支援という観点から、座禅を推奨してくれたら

元気を取り戻すビジネスパーソンが増えるのではないかと思います。

企業活動は利益を追求するのは理解しています。

短期的に目に見える成果がないと、新しいことに取り組みづらいということもあるでしょう。

それでもせっかくスタートしたこの「プレミアムフライデー」を活用して

座禅を勧める企業が増えてくれたらいいなと、願っています。

2017年02月28日

第二の古巣ソニーで100人の椅子坐禅をやってきました。

先日、創業から関わっていたソニー不動産のご縁でソニーの品川本社に行ってきました。

ソニーが取り組んでいるSAPという新規事業創出プログラムの一環で

「2040年の未来のテクノロジーと休息」というテーマのワークショップに

マインドフルネスと禅の視点からゲストスピーカーとして参加させていただきました。

私の話しよりも体感していただく方が早い、ということで

ソニーの社内50名と社外50名、計100名で椅子坐禅をやりました。

これまでも様々な環境で、様々な人数で坐禅をやってきましたが

あらためて気づいたことがあります。

「大人数で、同じ空間で、一斉にやる」坐禅の方がより集中でき、一体感を感じることができます。

これまでの最大の人数はZEN100というイベントと今回の椅子坐禅でしたが、

いつかは500人、1,000人で坐禅をしてみたいものです。

2017年02月27日

「禅(ZEN)」に対するイメージ 外国人と日本人ではこんなに違う

最近は企業研修や坐禅会でも外国人の参加者が増えてきました。

冒頭、私は皆さんに必ずこう聞きます。

「禅(ZEN)に対する皆さんのイメージを聞かせてください」

外国人のZENに対するイメージはこうです。

「calm(穏やか)」「relax(リラックス)」「Harmony(調和)」

一方、日本人の禅に対するイメージはこんな感じです。

「修行」「足が痛い」「無」「バシッ→警策で肩を叩かれるイメージ(笑)」

まあ完全に真逆と言ってもいいですよね。

海外ではZENはmeditation(瞑想)やmindfulnes(マインドフルネス)ブームの

影響もあって心を調える、というイメージが浸透しているようです。

さてさて、それではこの全く違うイメージ。

いったいどちらが正しいのでしょうか?

実は両方とも正解です。

座禅を習慣化している人ならわかるかもしれませんが

最初の坐禅は実は睡魔や足の痛みとの戦いだったりします。

結跏趺坐(けっかふざ)と呼ばれるあの足の組み方にも実はちゃんと意味があります。

様々な苦行を経た後に、ブッダが悟った最後のポーズがあの結跏趺坐と言われています。

結跏趺坐ができるようになると、姿勢が安定し、呼吸がしやすくなるのです。

マインドフルネスではそこまでやりませんよね。

いまここに、意識を集しに、ありのままの自分に気づくこと。

1分でも2分でもいい。

そこから始めればいい。

マインドフルネスは座禅の敷居を劇的に下げてくれました。

とても素晴らしいことです。

私はマインドフルネスを「気づきのスキル・メソッド」坐禅を「心の筋トレ」と捉えています。

いまここのありのままの自分に気づくこと、これを繰り返して脳を、心を鍛えることで

ストレスに強い脳に変わると言われています。

怒らない脳に変わると言われています。

集中力が増すと言われています。

慈悲の心が育まれると言われています。

4年間、実践してきて、これは完全に確信しています。

冒頭の話しに戻ります。

外国人のもつZENのイメージ「calm」などと日本人の持つ禅のイメージ「修行」などは
どちらも正解と言いました。

この違いは、座禅を継続していく上での心の状態の段階の違いということです。

最初は「眠い」「足が痛い」「じっとしていられない」不快なことは確かです。

しかし、回を重ねて、継続していくと「calm(穏やか)」「relax(リラックス)」してきます。

気持ちよくなってきます。

つまり感覚が「不快」から「快」へと変化していくのです。

さらに座禅を続けていくといったいどうなるのでしょうか?

さらに座禅を続けていくと「覚(醒)」になっていきます。

「不快」→「快」→「覚」というステップです。

※覚とは覚(醒)であり、覚(さと)りでもあります。

目が、頭が冴えて集中力が増していきます。

直観力が高まります。

気づき力が高まります。

本来備わっている自分の中の潜在能力が開花します。

ありのまま、あるがままの自分を生きることができるようになります。

この状態を禅語で「全機現(ぜんきげん)」と言います。

本来自分の中に眠っている潜在能力や才能など「全(て)の機(能)が完全に現(れた)」状態です。

外国人と日本人がもつ禅(ZEN)のイメージ、そのどちらにもない「全機現」という概念。

この「全機現」こそが禅(ZEN)の最終到達点なのです。

2016年11月16日島津

なぜ企業が禅を研修に取り入れるのか?

昨年の下期あたりから「禅を研修に取り入れたい」という企業様からのご要望が増えてきました。

なぜ企業が禅を研修に取り入れるのでしょうか?

これまでニーズをお伺いする中で、その理由は多岐に渡ります。

1.様々なメンタルヘルス対策を講じてきたが、充分な成果が得られない
  座禅にはその効果が期待できるのではないか

2.グローバルリーダー(候補)に日本文化の代表である禅文化を教養として身につけてほしい

3.より密度の濃いチームビルディングとして禅は有効ではないか

4.業務過多、情報過多、生産性の向上を求められる環境下で、一旦立ち止まり
  自分と向き合う時間が必要なのではないか

等々、課題が複雑化、多様化する中で、これまでの「知識」や「スキル」以外の「何か」を
求めているように感じています。

グーグルやゴールドマンサックスをはじめ、多くのグローバル企業がマインドフルネスを
研修に取り入れることが知られるようになり、今日本企業でも逆輸入の形で禅に関心が高まっています。

茶道、能、武士道、水墨画、懐石料理、枯山水・・・

確かに私たち日本人のDNAには禅、禅文化がしっかりと刻まれているはずです。

理由や入口は様々ですが、禅が出口の見えない混沌とした社会・経済環境から抜け出し
企業組織の中にイノベーションを起こすキー(鍵)になり得る、ということに
日本の企業も気づき始めているのかもしれません。

2016年07月20日

新規事業を始めるべき3つの理由

経営コンサルタントという立場から

クライアントが新規事業を立ち上げる支援をしてきました。

既存事業の行き詰まりから新しいビジネスを立ち上げたいという想いを

持っている経営者はたくさんいます。

それでもどんなビジネスが今後成長するのかがわからない

既存事業から新規事業へ人材リソースを割きたくない

目の前の業績やタスクに追われ長期的な視点がもてない

などの理由から二の足を踏み、なかなかスタートを切れない経営者が多いのも事実です。

そんなモヤモヤ感を少しでも払しょくするために

新規事業を始めるべき3つの理由について書いてみたいと思います。

<新規事業を始めるべき3つの理由>

1.非連続な会社の成長が期待できる。

既存事業が今後どのように伸びていくか、あるいは衰退していくか、

というのはだいたい予測が立ってしまいます。

一方で新規事業をスタートアップさせるには様々なリスクはつき物ですし、

予測も不能、収益化にも時間がかかります。

それでもしっかりと軌道に乗せることができれば

既存事業の延長線上にはなかった非連続な成長を手にする可能性は確実にあります。

また、単一の事業では景気の影響をもろに受けるのはもちろん

経営の安定という観点からしても非常に不安です。

様々な異業種、事業を複数運営することで、リスクは分散され、

経営そのものの安定感がより増していきます。

2.これまでとは違った新しいタイプの人材が確保できる。

例えばあなたの経営している会社が就職に不人気な業種だったとしましょう。

どんなに素晴らしい会社でも、業種が不人気だと優秀な人材を集めるのにとても苦労します。

そこで業種そのものが就職に人気な業種であれば、思いのほか、優秀な人材が応募してきたりします。

さらには、既存の社員とは全く違ったタイプの社員が入社してくることで

社内には化学反応が生まれ、活気も生まれてきます。

3.社員の退職防止、転職防止になる。

社員も人間ですから単一の事業だけではやがて飽きてしまう可能性があります。

生涯で働く時間が伸びていくこれからの時代、複数のキャリアを経験したいという社員も増えてきます。

そんな時、単一の事業だけでは社員を引き留めておくことはなかなか難しいです。

複数のキャリアを社内で経験できるようになれば、社員の退職、転職のリスクは軽減していきます。

新規事業がすべて成功するとはいえません。

むしろうまく行かないケースの方が多いでしょう。

収益化に時間が掛かれば資金繰りはもちろん、精神的にも辛い時間を耐え続けることになります。

それでも新しいマーケットに挑戦することは、単に売り上げを伸ばすということ以外に

多くのメリット、副産物があるのです。

2016年05月27日経営

坐禅とヘルスケア

坐禅をするようになって3年と9カ月が経ちました。

起業して4年経つので、起業独特の不安感を軽減したり

起業当初の無理な働き方に耐えてこれたのも坐禅の効果が大きかったと

改めて実感しています。

マインドフルネス認知療法といううつ対策の心理療法もあるように

坐禅はヘルスケアの観点からも注目を浴びています。

もともとマインドフルネスとは禅でいう「正念」のことで、

心に浮かぶ思考や感情を一歩離れて「いま、ここ、じぶん」を観察することです。

今年に入り、大手企業を中心にヘルスケア、特にメンタルヘルスの観点から

坐禅を社内研修や社内セミナーに活用したい、というご要望が増えてきました。

坐禅の際に行う腹式呼吸が脳内のセロトニン神経を活性化させ

ノルアドレナリンやドーパミンを抑えて心を落ち着かせ

うつ対策に有効であることも、科学的に広く知られるようになりました。

さらに言えば、腹式呼吸で息を吐く時間が長いほど、副交感神経が優位に切り替わり

血流を促進し、筋肉がほぐれ、リラックス状態になることで

免疫力もアップすると言われています。

逆に胸式呼吸で浅く速い呼吸は交感神経を優位にし、緊張感を高めることになります。

人間のこの仕組みを理解すれば、やる気がない時には浅く、速い胸式呼吸で緊張感を高め

意識的にやる気を作り出すこともできるのではないかと思います。

人間にはもともと「自律」神経が備わっており、意識しなくても(無意識でも)

常に自律しながら自分の身体の状態をバランスよく保とうとする機能が備わっています。

それでも過度な労働や、さばききれない情報量、加速するスピードに生身の人間は

ついていくことができずに、身心ともにオーバーヒート、悲鳴を上げ

うつ病発症の原因となってしまうのです。

これ以上の説明は専門ドクターにお任せするとして

私自身は、3年半の坐禅実践を通じて確実にメンタルは強くなりましたし

免疫力が高まったのか風邪もひきにくくなり、大嫌いな花粉症までも症状が軽くなった気がします。

禅の修行は「目的をもってはいけない」「只管打坐(ただひたすらに坐禅せよ)」と言われます。

しかし、このストレス社会において、ヘルスケアの観点から坐禅を始めるというのもありだと思います。

5月には「接心」といって昼夜を問わず数日間坐禅をする修行に入ります。

「悟り」「日々是平常心」「完全なる幸福感」という目標まであと少し

という手ごたえを感じる今日この頃です。

(既に毎日、感謝としあわせを実感した日々を過ごせてはおります、合掌)

2016年04月08日メンタルヘルス

経営者コーチングという仕事

「とにかく起業してから今まではずっとがむしゃらに突っ走ってきましたが
 会社にとってビジョンというのは必要なんでしょうか?」(A社長)

「え?」「うーん、ビジョンねえ」「なくてもいいんじゃないですか」(私)

「・・・・・・・・」(A社長)

「でもね、ちょっと考えてみてください」(私)

「社長がもし就職活動しているとして、ビジョンのない会社に入社したいと思いますか?」(私)

「・・・・・・・・」(A社長)

「!!!」(A社長)

私の問いに対してA社長は気付きました。

会社が今後、新卒採用に注力するにあたり、学生たちに自らビジョンを語れなければ

いい人材が採れるはずはないのだ、という当たり前のことに気付いたのです。

私はコーチとしてたった一つの質問をしただけです。

「社長がもし就職活動しているとして、ビジョンのない会社に入社したいと思いますか?」

という質問を。

答えはA社長の中にありました。

このたったひとつの質問を機にクライアントであるA社長は劇的に変わりました。

選抜社員を集めて、ともにビジョンを考える会議を開催し

2020年のビジョンを創り上げました。

そのビジョンをもとにミッションを再定義、ビジョン実現に必要な即戦力人材を採用し

新卒採用にも注力、ビジョン作成からたった2年で12名の新卒採用を実現しました。

コーチングにはいろいろあります。

スポーツのコーチはもちろん、パーソナルコーチング、エグゼクティブコーチング・・・

私のコーチングのクライアントは、そのほとんどがオーナー経営者です。

自分を信じる力が強いからこそ、創業し、その強烈な個性とエネルギーで

会社を成長させてきた経営者ばかりです。

でも創業者だって人間です。

完璧ではありません。

いや創業オーナーほど、周囲がアドバイスしてくれないというケースの方が圧倒的に多いです。

3年以上経営者のコーチングを実践してきて感じることが2つあります。

一つは経営者こそコーチをつけた方がいいということ。

もうひとつは経営者こそコーチングのスキルを身につけた方がいいということです。

問いの力は計り知れません。

いくら優秀な経営者でも自分の考えを押し付けるだけでは会社の成長に限りがあります。

経営者自らが幹部や社員との対話の中に「問い」による一定の「間」を作ることで

幹部や社員は自らのアタマで考えるようになります。

社員全員が自らのアタマで考え主体的に行動する組織は無限大に成長を続けることができます。

経営者の最も大切な仕事とは、より多くのリーダー、次世代経営者を育成、輩出することですから。

2016年02月13日コーチング

法を拠り所とせよ

前回のブログでブッダの遺言について書きました。

「自灯明(じとうみょう)」については前回詳しく書きましたので

今回は「法灯明(ほうとうみょう)」について書きたいと思います。

法とは「真理」のことを言います。

ブッダは「自分だけを拠り所とせよ」と言いながら同時に「法灯明」

「法(真理)を拠り所とせよ」と言いました。

「周囲に振り回されるな」

「本当の自分の声に耳を澄ませろ」

「自分を信じろ!」

というエールとともに言った「法灯明」

自分だけを信じるというのはなかなか難しいものです。

常に人間は自信がないものです。

でももし自信が過信に変わってしまったら?

過信が傲慢に変わってしまったら?

正しくない人の影響を知らずに受けてしまったら?

人間は誤った行動をしてしまいます。

だからブッダは言ったんです。

「真理(法)を探究せよ」

「真理を勉強せよ」

「真理を信じろ」

「真理を拠り所とせよ」と。

禅とは自己探求と同時に真理探究への道なのです。

2016年01月09日

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